2025
03/10
世界で最も住みやすい都市TOP5にランクイン!空室率が低く安定した賃貸需要があるメルボルン不動産の注目エリアMAPを制作・公開

■メルボルンについての解説
今回のオーストラリア・メルボルン不動産マップは、カンボジア・プノンペン不動産注目エリアマップ、ドバイ不動産注目エリアMAPに続く第三弾となります。
過去のレポートはこちらから
【第二弾はこちら】
YouTube登録者6.87万人「さきの海外不動産しか勝たん」、日本人向けドバイ不動産注目エリアMAPを制作・公開
https://skjp.net/news/dubai-realestatemap/
【第一弾はこちら】
YouTube登録者6.70万人「さきの海外不動産しか勝たん」、日本向けカンボジア・プノンペン不動産注目エリアMAPを制作・公開
https://skjp.net/news/phnompenh-realestatemap/
オーストラリアは日本の約20倍の国土を持ち、メルボルン、シドニー、ブリスベン、ゴールドコースト、パース、キャンベラなどの有名な都市があります。その中でもメルボルンは、約530万人以上の人口を誇り、2025年のF1グランプリ開幕戦の舞台であり、世界中のグルメが楽しめ、路地裏には無数のカフェが立ち並ぶ、非常に活気が溢れていて観光地としても楽しい街と言えます。
オーストラリアは移民の受け入れと自然に人口が増えていることから、毎年約50万人の人口増加が見込まれており、2030年ごろには約3,000万人を突破すると予想されています。また年齢の中央値は38歳くらいと、日本と比較して約10歳ほど若く、経済的にも伸び盛りな国と言えます。
さらにメルボルンはエコノミスト・インテリジェンス・ユニットの「世界で最も住みやすい街指数」で、住みやすさランキングのTOP10に入っている街で、医療や文化、教育や生活インフラがしっかりと整っており、不動産投資先としても注目されている街になります。
■MAPでご紹介した各エリアごとの特徴
①ブランズウィック
●多民族文化のエネルギッシュな街
●平均価格
ユニット(2ベッド):$621k
利回り:5.2%
ユニット㎡単価:$9,553/sqm
戸建て(3ベッド):$1.3M
利回り:3.2%
②フッツクレー
●再開発が進む注目の新興住宅エリア
●平均価格
ユニット(2ベッド):$550k
利回り:5.7%
ユニット㎡単価:$8,461/sqm
戸建て(3ベッド):$1.04M
利回り:3.4%
③サウスバンク
●メルボルンのエンタメハブ
●平均価格
ユニット(2ベッド):$620k
利回り:6.2%
ユニット㎡単価:$9,538/sqm
戸建て(3ベッド):データ無し
④ドックランズ
●メルボルンのベイエリア
●平均価格
ユニット(2ベッド):$670k
利回り:6.2%
ユニット㎡単価:$10,307/sqm
戸建て(3ベッド):データ無し
⑤セントキルダ
●シティ郊外のビーチサイドタウン
●平均価格
ユニット(2ベッド):$608k
利回り:5.6%
ユニット㎡単価:$9,353/sqm
戸建て(3ベッド):$1.46M
利回り:3.2%
⑥サウス・ヤラ
●お洒落な街並みの高級住宅街
●平均価格
ユニット(2ベッド):$650k
利回り:5.9%
ユニット㎡単価:$10,000/sqm
戸建て(3ベッド):$2.12M
利回り:2.8%
⑦トゥーラック
●オーストラリア屈指の高級住宅街
●平均価格
ユニット(2ベッド):$820k
利回り:4.2%
ユニット㎡単価:$12,615/sqm
戸建て(3ベッド):$3.6M
利回り:2.0%
⑧メルボルンCBD
●メルボルン経済・商業の中心地
●平均価格
ユニット(2ベッド):$605k
利回り:7.0%
ユニット㎡単価:$9,307/sqm
戸建て(3ベッド):データ無し
⑨カールトン
●シティの北側に隣接する気品と活気を持ち合わせたエリア
●平均価格
ユニット(2ベッド):$600k
利回り:7.5%
ユニット㎡単価:$9,230/sqm
戸建て(3ベッド):$1.67M
利回り:2.9%
⑩アルフィントン/レゼボア
●メルボルン北部の新興住宅地
●平均価格
ユニット(2ベッド):$720k
利回り:4.5%
ユニット㎡単価:$11,076/sqm
戸建て(3ベッド):$1.62M
利回り:3.2%
■メルボルンの成長性について
オーストラリアは投資取引に関して世界トップクラスの透明性を誇り、イギリス系の法治システムがしっかりと整備されています。さらに移民政策を行っていることから人口は増え続けており、それにより高い賃貸需要が生まれ、賃貸空室率は低く(都市部では約1%)なっています。過去10年の平均空室率に関しても約3%ほどと、投資家にとっては空室リスクが低く、安定した家賃収入を得やすい環境と言えるのです。
ここ最近では英米に加えて華僑を中心とした投資家が参入し、高い流動性を生み出しています。加えてしっかりとインフラが整った都市が少なく、相対的に見て希少性が高く世界からそういった場所を狙って投資マネーが入ってきた結果、不動産価格が上昇し高いキャピタルゲインが達成されています。
なお世界的に見たときには、紛争に巻き込まれたり地震が起こるリスクも低く、資産分散や保全の投資対象となっているのが特徴と言えます。
人口が増え続けることにより賃貸需要が伸び、世界中の投資家が参入し不動産投資を行うことで流動性が生まれ不動産価格が高騰する状況は、今後も続いていくことが予想されます。
■オーストラリア不動産投資の注意点
ただし、オーストラリア国内の不動産に投資をする際はいくつか注意点があるので下記に記載いたします。
1.外国人による不動産購入の制限がある
・非居住者は原則として新築しか購入できない
・居住者であれば中古物件も買えるが、オーストラリアに居住しなくなったあとは購入物件を6ヶ月以内に売却する必要がある
2.購入要件がある
・不動産を購入する場合はFIRB(外国投資審査委員会)に申請しなければならない
・申請費用は物件価格100万豪ドル以下は14,700ドル(約150万円)、100万~200万豪ドルは29,400ドル(約300万円)
・州によって外国人不動産所得税を収める必要がある(州にもよるが、物件価格の8~9%を外国人が払う追加税として収める必要がある)
3.購入後の注意点
・オーストラリア国税局の外国人向け認証システムを使用し資産登記を行う(オーストラリア政府がどのような外国人が物件を持っているかを把握するため)
・空室税/180日ルール(もし1年の内、183日以下しか住んでいない場合、外国投資審査委員会に支払う申請費用と同額を支払う必要がある)
・外国人土地税(土地の評価額に対して4~5%を収める必要がある)